サキョウ見聞録 その2 Making of Sakyo Voice ~市民しんぶん左京区版「左京ボイス」ができるまで~ | まいぷれ[京都市左京区・北区]
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サキョウ見聞録 その2 Making of Sakyo Voice ~市民しんぶん左京区版「左京ボイス」ができるまで~

サキョウ見聞録 その2 Making of Sakyo Voice ~市民しんぶん左京区版「左京ボイス」ができるまで~

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2024年4月23日


 市民しんぶん左京区版「左京ボイス」は、左京区民のみなさまのおうちに全戸配布されている、左京区役所の広報誌です。秘密のベールに包まれた(?)その4月15日号制作風景を追ってみました。

2月某日

 左京区役所地域力推進室企画担当の左京ボイス担当の職員は悩んでいました。

 職員K「4月15日号の1面記事、何にしましょうかね?昨年は左京区役所の庁舎の案内記事にしましたけど、もう少し工夫が必要な気がするんですよね。」

 職員Y「年度当初ですしね~。貴重な紙面を使って何をお伝えしたいかですよね。」

 職員F「やっぱり年度の最初だから、左京区役所が力入れていく事業とか紹介するんちゃう?」

 職員K「それじゃ各事業の担当部署の職員も登場させますか!」

 ・・・・

 そこでできたラフ案。パワーポイントでだいたいのイメージを書いていきます。

ラフ案

3月上旬のある日

 そして職員を登場させるからには、写真を撮影します。それぞれの担当部署の職員を激写しまくる職員K。職員のみなさんも照れがありながらも笑顔で写ってくださいました。

職員を激写する職員K

 同時並行して中面の記事もつくっていきます。

 4月15日号ではがん検診の案内や赤十字活動資金のご協力のお願いや花脊地域のイベント情報、子ども服等のリユースのお知らせなどなど・・・

 記事を提供してくださった部署や外部の機関と調整して、記事の内容を固めていきます。ここがけっこうエネルギーのいるところです。

 そして、ある程度そろった段階で、紙面の制作をお願いしている事業者さんにお送りして、紙面の形にまとめていただきます。ここは事業者さんの腕のみせどころで、原案をいい感じの紙面にしてくださいます。


できてきた!

 まだ撮れていない写真があったりするのでこの段階では粗々ですが、人の写真を上半身だけにするのはどうなんだろうとか、やっぱりこの文章はちょっとな、とか、具体的な形になったことでいろんな修正が出てきます。


中面記事も修正。

 1面も、紹介する事業が足りてないな~、職員Kの担当事業も載せよう、ということになり、急きょ職員Kを激写することに。


伝統行事「松上げ」に使う放上松をぶん回す職員K

3月中旬のある日

 内容が固まったところで、左京ボイスの企画会議。各部署の代表が集まって、記事に漏れがないかなどの確認と、その次の月の号に載せる記事について話し合います。

左京ボイス企画会議

 そして再度事業者さんに意見をお伝えして、反映していただきます。ここでぐんと完成に近づきます。ここまでくればあと少し。


できてきた!

3月下旬のある日

 みんなで記事をチェック。区長も見ます。完成間近なので本気+20%くらいで見ます。これまでに何回もチェックしているはずなのに、あらなんで今まで気付かなかったの?みたいなミスが発見されたりします。それをチェックして赤ペン入れて、みたいな作業を細心の注意でやっていきます。

 そして、担当者が事業者さんのところに行って内容の最終チェック&その場で修正する出張校正、記事などの色がおかしくないかをチェックする色校正を経て、完成します。

4月上旬


できたーーーー!

 完成した左京ボイスは、およそ8万部印刷されて、それぞれの学区の市政協力委員さんの手によって、すべてのおうちに配っていただいています。ありがとうございます!

 

 区民のみなさまと左京区役所をつなぐ、市民しんぶん左京区版「左京ボイス」の制作風景、いかがでしたか?これからも手に取って、開きたくなるような紙面になるようにがんばります!

 

 左京ボイスは、左京区役所ホームページにも掲載しています。

 https://www.city.kyoto.lg.jp/sakyo/page/0000324887.html

この記事を書いた人

矢野裕史(左京区役所 企画・山間地域振興課長)

左京区北部の花背在住の、左京区民歴20ウン年の自称左京ファン。冬は花背の山でシカを獲ったりしてます。


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