左京区・北区てくてくマップ ～まいぷれ編集部がつなぐ ひと、モノ、コト～
第2回てくてくマップレポ！ 和紙ちぎり絵教室講師 中村育子さん
いろを重ねていくことで表現できる奥深い世界を知ってもらいたい！
先日、北大路にある京都市北文化会館という文化施設で月1回『和紙のちぎり絵』を教えていらっしゃる、全国和紙ちぎり絵京都サークル会員の中村育子（なかむらいくこ）さんに、和紙のちぎり絵とはどんなものなのかインタビューを行ってきました！！
○そもそも「和紙のちぎり絵」とは何でしょうか。
「美しい和紙を手でちぎり毛羽立たせて貼ったり、薄い和紙(典具貼)やぼかし染めの和紙を何枚か重ねていろ付けしていったりして、絵画のように仕上げる絵のことです。必要であれば、手以外の筆など道具を使って和紙をちぎります。ちぎり絵は難しいように思われますが、誰でも簡単に楽しんでいただけます。」
○なぜ和紙のちぎり絵に興味を持たれたのですか。
「和紙のもつ美しさ、和紙をちぎっていろを重ねていくことで、表現できる世界の奥深さに魅了されました。」
○和紙ちぎり絵の世界で面白いお話があればぜひお聞かせください！
「薄い和紙を重ねいろ付けしていくことを、お化粧をしていくといいます。いろだけでなく種類を変えていくことで、見た目も全く違ってきます。人のお化粧のように奥深い世界です。」
○北文化会館の教室では、どのような和紙ちぎり絵を教えていらっしゃるのですか。
「お手本・和紙・色紙がセットになった季節毎の教材がありますので、基本はそれに沿って作品をつくっていきます。受講生の方はそれぞれのペースで楽しまれているので、その都度個別に指導させていただいています。」
○今後の展望などお聞かせください。
「いつか受講生のみなさんと、和紙ちぎり絵の展覧会を開きたいです。普段制作する教材だけでなく、自分のオリジナル作品にも挑戦してもらえればと思います。展覧会に出品していただけるように、指導もさせていただきます。」
現在新たな受講生の募集もされているそうです。
お気軽に見学の問合せをしてみてくださいね。
中村育子さん、ありがとうございました！
ちぎり絵制作には和紙の毛羽立ちが大切です。
葉っぱの葉脈も和紙で表現されています。枝は和紙をこよりのようにしてつくります。
| 講座名 | 和紙ちぎり絵教室 |
| 住所 | 京都市北区小山北上総町49-2(京都市北文化会館内) |
| アクセス | 京都市バス北大路バスターミナルより徒歩3分 |
| 開講日・開講時間 | 第3月曜(変則的に第4月曜)9：3012：00 |
| 連絡先 | 075-711-7735/080-6114-2930 |
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